☆100円のビッグ君☆
Big 100en Cube

100EN_000 ★最近(2004年3月現在)、とある100円ショップにビッグサイズの3x3x3が出回っています。(^^)
私も○○個をGETしたのですが、これがなかなか良い感じなのです。
少し前に1000円バージョンも購入したのですが、今回のビッグ君は内部構造がかなりマシな感じです。
☆と、そんなこんなでいつものようにイキナリ分解してみましたので、その時の写真をいくつか
撮っておきました。何かの参考にして頂ければ幸いです。(^^)
100円ビッグ君のSolving Video
100EN_002 ★まず、開けてみてビックリ&嬉しかったのは、センターキューブにスプリングが入っていたことです。 試しにスプリング無しのキューブを回して頂く機会があれば、その回し具合の違いに驚かれる事と思います。(^^)
(ノーマルサイズの正規モノの3x3x3にも、スプリングが入っています。)
100EN_003 ★そして更に、センターキューブの固定方法がネジ式になっていまして、このネジの締め込み具合の 調整で回り具合が調整できるところも凄かったりします。(^^)
しかし、ネジ式には弱点もありまして、長期間回している間に微妙に緩んできますので、 その調整がこれまた大変だったりもします。(^^;
100EN_001 ★スプリング入りだという事を発見して、タイルタイプからシールタイプへの張替えを 決心したところです。(^^;
案の定、面倒くさい作業が予想されたのですが、タイルと素体の間に大きめのカッターの 刃を差し込んで、そのカッター刃の背中を上からペンチ等でコツコツと叩く事で ワリとスムーズに作業が進みました。
100EN_004 ★とりあえず、全タイルを剥がし終えました。(ふ〜っ、)
いつもの事ですが、くれぐれもお怪我等の無いようにボチボチと作業をして下さい。
m(_ _)m
100EN_005 ★そして、ここまで来るとノーマル3x3x3と同じ扱いで内部のバリ取りとかを始めてしまったのは・・・ 私だけではないですよね。(^^;
面倒くささは同じなのですが、パーツが大きい事と素材が比較的に削りやすいという事で (100円なので適当でいいや、という気持ちもありますが。^^;)1時間くらいで作業を終えました。
その後、タイルを剥がした跡の処理もそれなりに(=かなり適当に。笑)済ませて、シールの用意をしました。 (7種類あるのは、私は赤色の上にクリアレッドを貼っているからです。色泣)
100EN_006 ★さて、お決まりの集合写真です。(^^)
左から、ミニ3x3x3、ノーマル3x3x3、ビッグ3x3x3 です。
写真の見た目では、ノーマル3x3x3の3/2倍くらいの大きさのビッグ君ですが、 実際の回し具合はそれ以上にビッグです。(笑)
100EN_007 ★最後に比較参考写真です。
左が今回GETした100円ビッグキューブで、右が以前に購入した1000円のビッグキューブです。 100円ビッグ君の方が微妙に小さくなっています。
正規の計測?では「9cm×9cm×9cmのデカキューブ」となっていますが、100円モノでシールに張り替えた 現物では「8.9cm×8.9cm×8.9cm」になっています。
1000円モノの方は元々シールタイプなのですが、こちらは「9.2cm×9.2cm×9.2cm」です。 が、まぁこのあたりはそれなりに適当でいいでしょうね。(^^;
Big
BIG_3X3X3_F_S.JPG - 4,990BYTES
  Normal
NORMAL_3X3X3_F_S.JPG - 5,146BYTES
  Small
MINI_3X3X3_F_S.JPG - 4,792BYTES
★という感じで、適当さ抜群(イイカゲン。汗)のビッグ君ですが、計測するときは真面目にやってしまいます。(^^; ノーマル3x3x3のSolvingに副作用(後述)が出てしまうので毎日練習するものでもないのですが、とりあえずの 現在のベストアベレージはこんな感じです。
[ 21.38 21.43 20.66 21.33 21.40 26.88 25.07 (33.35) 22.13 23.22 (19.99) 26.41] => Average 22.99 sec

その他で単発のベストタイムは「16.42 sec」ですが、かなり美味しい流れが続きました。
(OLLが43番で、PLLがn1でした。^^;)
しかし問題は・・・副作用です。
ビッグ君を回した後は、ノーマル3x3x3が思いっきり小さく感じてしまいます。 指使い的にも力の入れ具合的にも、イキナリ微妙な操作が要求されます。(^^;

★という苦しさも発生してしまうビッグ君なのですが、その存在感もさる事ながらF2L中の探しネタに ついていくつかの発見をさせてくれるイイ奴だったりもしますよ。(^^)
これはたぶん、視野角の違いによるものだと思うのですが、サイズが大きいので一度に見える面の 範囲が少なくなります。(狭くはなりませんが。^^;)
なので、ノーマル3x3x3に戻った時に探しどころのポイントがよく意識できる感じなのです。 それからビッグ君は、基本的に速回しができませんので(泣)ゆっくり回しながらのノンストップ回しの 重要性にも気付かせてくれます。(^^)

★最後に注意事項等について少し書かせて頂きます。m(_ _)m
ビッグ君で「D」の回転を回す時に、左小指をBLDコーナーで 切りそうになってしまう事が判ってきました。
ビッグ君はサイズがデカイので、左手のホールドが必然的に2,3層目をつかんで 右手で「D」と回す事になるのですが、「D」の回転前にBRDにあったコーナーが BLDに移動する際に、このコーナーキューブの内部上面が空洞だった場合に そこに左小指が入ってしまいそうになります。(^^;
なので、このような回転時には意識して小指を避ける方が無難なようです。

次に潤滑剤についてですけど、やはり材質が乾いた系のプラスチックですので 「ヌルッと系」のグリース系よりも、「サラッと系」のシリコン入り系の 潤滑剤の方が軽い感じの回し具合になるようです。 と言っても、こちらも「お好みで」ですので、参考までにでした。m(_ _)m

それからSolvingにつきましては、やはり左トリガー多用はキツイので (と言っても使ってしまいますが。無理やり笑)チルト系の右手メイン回しが それなりに効果的です。(^^)
ノーマル3x3x3だと次が探し難くなるというポイントもあるのですが、 ビッグ君の場合は超高速FSCが基本的に困難ですので、回転が遅くなる事と ステッカー面積が広いという事を利用して(?)チルトさせながらの探しに 専念できると良い感じです。

p.s.
サラッと、ページを作ってしまうつもりが・・・長くなりました。(^^;