F2L・基本手順41種類のページ (First 2 Layer)

☆ ファースト・ツー・レイヤー ☆
* First 2 Layer.
★このページは上のメニューの からもアクセスできます。★
★1層目と2層目の4ヶ所に、コーナー・キューブとエッジ・キューブを
2個ずつペアにして
揃えて行きます。 これはレイヤー・バイ・レイヤー方式の醍醐味でもあり、一番大切で最もタイムを稼げる区間でもあります。
コーナー・キューブとエッジ・キューブの配置によって、基本の手順が41種類あります。 しかし殆どの手順は「I1,I2」 T1,T2」の4種類の配置にしてから揃えるというのが基本になっています。 最初はそのまま手順を覚える事をお勧めしますけど、少し慣れてきたら各キューブの動きをジックリ観察してみて下さい。
きっと「なるほどっ!そういう事だ!」と気付かれると思いますよ。(^^)
★それでは基本の41種類の手順を紹介します...っと行きたいところですけど、実際の回し方はとても沢山の種類があります。 私も最初は各パターンにつき1種類の手順だけを使っていましたけど、最近は色んな理由で数種類の回し方を混ぜて使っています。 それに各手順の「回し易さ」は、本当に好みが分かれるところですので、自分に合ったものを見つけて練習して下さい。(^^)
★という訳で一般的(?)と思われる手順を載せておきます。 しかしこれも、「どれが一番基本的か」という基準などはありませんので、ここでは比較的覚え易いもの(たぶん^^;)を取り上げておきます。
本来なら有効的な回し方について説明できると良いのですけど、これについて話し出すと無茶苦茶長くなってしまいそうなので、また改めて何か考えます。 まずはどんなパターンが在って、どのように覚えて行けば良いかを説明して行きます。(^^)

★今回、F2Lのページを作るにあたって、いつもお世話になっている方達のページの手順の対応表をまず作りたいと思っていました。 かえって逆に混乱を招きそうですけど、皆さん基準にする開始面などもマチマチなので「手順を探したいけど、番号が違うし色も違うから面倒だなぁ」 と思っていた方にはとても嬉しい内容になっています。(私が嬉しいだけかな。^^;)皆さんが手順を探すときの参考になれば幸いです。(^^)
★いつもお世話になっている方達のページ★
http://www.ws.binghamton.edu/fridrich/cube.html http://naitsu.hp.infoseek.co.jp/ http://rokumentai.akimoto3.com/ http://www.speedcubing.com/
F2L 41パターン 手順対応表 (印刷用)
★こちらは基本41種類の手順一覧表です。お好みのクロス面の色を選んで下さい。
画面上ではハッキリ表示されていませんけど、印刷プレビューで確認できます。
★印刷プレビューで用紙に収まらない場合は余白の設定を少なくしてみて下さい。
Please select your favorite Cross-face color. (About F2L 41patterns.)



★F2L手順の回し方はたくさんの種類があります。私がメインで使っている手順は
こちらのエクセルファイルです。→F2L 1st Most.xls (163kb)
F2L 41パターン ランダム練習 (基礎バージョン)
★こちらは基本の41種類からランダムに表示されるサブ・ウィンドウが開きます。
基本手順を覚えたかどうかを、確認するときの練習に使って下さい。
Click to open Random selected sub window. (From F2L ALL list.)

★何秒で何個クリアするかの目標設定は御自由にどうぞ。無理なく確実にこなせる設定から始めましょう。
画面上には個のキューブが表示されますが、個ずつのクリアでもO.K.です。
感じとしては個目の手順を回しながら個目の手順を判断できるように練習して下さい。
つまり個目の手順が終わってから個目の手順を判断するのではなくて、連続で手順をつなげて行きます。

★まずは無意識で手が勝手に動くようになるまで、出来るだけ速く回して手順によく馴染んで下さい。
手順を間違えないようになってきたら、今度は音を立てないように静かにゆっくり回す練習をします。
この時のタイム設定はかなり遅い目にします。そして静かにゆっくり回しをキープしながら少しずつ
時間を短くして行きます。しかし速いと感じるスピード以上には、設定タイムを短くしないようにします。
この時のゆっくり回しの感じを覚えておいて、いつもの練習でも同じペースで回す練習をして下さい。
(極端に短いタイムについては「目と脳」だけで回します。^^;)


★下のアルファベットをクリックすると各パターンにジャンプします。★
A -B -C -D -E -F -G -H - I -J -K -L -M -N -Q -R - S -T -U -V
A0(パターン番号)

R U'U'R'U - R U'U'R'U - F'U'F
(参考手順)


Video A0
★F2Lの41種類のパターンについては、左枠のような感じで解説して行きます。それぞれの枠内で、
パターン画像:F面が黄色,R面がオレンジ色,D面が青色になっています。)
パターン番号:(パターン別にアルファベットと数字が付いていて、同系統ずつに分類されています。)
参考手順:(とりあえず1種類だけ載せておきます。その他の回し方は皆さんのページを参考にして下さい。)
特徴:(各パターンの特徴です。捉え方は色々ですけど、覚える時の参考にして頂けたら嬉しいです。^^)

★画面上では左右対称になるように配置しています。 それから4種類ごとにコーナー・キューブとエッジ・キューブの配置がまとめてありますので、違いを見比べてみて下さい。
★エッジ・キューブのみ反転しているパターンです。
場所は合っています。
★コーナー・キューブは「場所、向き」とも合っています。
(特徴)
A1
U R U'R'U'F'U F

Video FAST
A2
U'F'U F U R U'R'

Video FAST
★エッジ・キューブのみがU面にあります。
F面のセンター・キューブとエッジの側面の色が合います。
★コーナー・キューブは「場所、向き」とも合っています。
★エッジ・キューブのみがU面にあります。
R面のセンター・キューブとエッジの側面の色が合います。
★コーナー・キューブは「場所、向き」とも合っています。
★この2つのパターンは、指使いや回し方で何種類も考えられます。 上図ではU面のエッジ・キューブの開始位置が、側面のセンター・キューブの色と合っているところから始まっています。 実戦では最初の「U,U'」を行なった位置で覚えるか、その他の回し方を探すと良いでしょう。
B1
F2 U'F2 U'F2 U2 F2
B2
R U'R'F'U2 F

Video FAST
★コーナー・キューブのみがU面にあります。
D面の色が上を向いています。
★エッジキューブは「場所、向き」とも合っています。
このパターンは沢山の回し方があります。(多すぎるっ!)
★コーナー・キューブがU面にあります。
D面の色が上を向いています。
★エッジ・キューブは場所が合っていて、向きが反転しています。 ちょうど逆向きでペアになっていますね。
C1
R U2 R U R'U R U2 R2
C2
R2 U2 R'U'R U'R'U2 R'
★コーナー・キューブのみが回転しています。
場所は合っていて、D面の色がR面を向いています。
★エッジ・キューブは「場所、向き」とも合っています。
右図のパターンとお互い逆順の関係になっています。
★コーナー・キューブのみが回転しています。
場所は合っていて、D面の色がF面を向いています。
★エッジ・キューブは「場所、向き」とも合っています。
キューブの持ち方によって左右対称の逆順もあります。
D1
F'U F'U'L'U L F2
D2
R U'R U B U'B'R2
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がR面を向いています。
★エッジ・キューブは場所が合っていて、向きが反転しています。 右図のパターンと左右対称の回し方になっています。
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がF面を向いています。
★エッジ・キューブは場所が合っていて、向きが反転しています。 キューブの持ち方によって何種類かあります。
E1
F'U F2 R'F'R
E2
R U'R2 F R F'
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がR面を向いています。
★エッジ・キューブがU面にあり、F面のセンター・キューブとエッジの側面の色が合います。
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がF面を向いています。
★エッジ・キューブがU面にあり、R面のセンター・キューブとエッジの側面の色が合います。
★それぞれ6手の手順ですけど、実際には回す面数の少ない手順を探すと良いでしょう。(たぶん)
(私も色々混ぜて使っています。^^;)
F1
U F'U F R U R'
F2
U'R U'R'F'U'F
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がR面を向いています。
★エッジはU面にあり、F面のセンター・キューブと見比べると反転しています。
★コーナー・キューブが回転していて、D面の色がF面を向いています。
★エッジはU面にあり、R面のセンター・キューブと見比べると反転しています。
★「E1,E2」と見比べる為にエッジ・キューブは図の配置になっていますけど、 実際には手順の最初のU面の回転を行なった後の配置で覚えると良いでしょう。 このパターンも色んな回し方があります。
G1
U F'U F U2 F'U F
G2
U'R U'R'U2 R U'R'
★コーナー・キューブのみがU面にあり、D面の色がR面側を向いています。
★エッジ・キューブは「場所、向き」とも合っています。
★コーナー・キューブのみがU面にあり、D面の色がF面側を向いています。
★エッジ・キューブは「場所、向き」とも合っています。
H1
U F'U'F U'R U R'
H2
U'R U R'U F'U'F
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がR面側を向いています。
★エッジ・キューブは場所が合っていて、向きが反転しています。
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がF面側を向いています。
★エッジ・キューブは場所が合っていて、向きが反転しています。
I1
U'F'U F
I2
U R U'R'
★コーナー・キューブとエッジ・キューブが、ペアになっている基本のパターンです。 揃え方には多少のバリエーションがあります。F2L手順の殆どのパターンは、この2つと「 T1,T2 」の状態にするような手順になっています。
J1
U F'U2 F U'R U R'
J2
U'R U2 R'U F'U'F
★コーナー・キューブとエッジ・キューブがペアになっていて、エッジ・キューブが反転していると捉えると判りやすいですね。 これらも何種類かの手順がありますけど、場合によっては手順を省略できるときもあります。
K1
R U'R'U2 F'U'F
K2
F'U F U2 R U R'
★コーナー・キューブとエッジ・キューブがU面で隣合わせになっていて、側面の色が上から見て揃っているパターンです。
L1
U'R U'R'U R U R'
L2
U F'U F U'F'U'F
★コーナー・キューブとエッジ・キューブがU面で隣合わせになっていて、エッジ・キューブの側面の色が2層目のセンター・キューブと色が合っているパターンです。 実際にはコーナー・キューブのU面の色とエッジ・キューブのU面の色が違っているというところで手順を判断しています。
M1
R U R B'R'B U2 R'
M2
F'U'F'L F L'U2 F
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色が上を向いています。
★エッジ・キューブはコーナー・キューブの隣にあり、側面の色がコーナー・キューブと揃っています。
N1
F'U2 F U F'U'F
N2
R U2 R'U'R U R'
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色が上を向いています。
★エッジ・キューブはコーナー・キューブの隣にあり、側面の色が2層目のセンター・キューブと揃っています。
Q1
U F'U'F U2 F'U F
Q2
U'R U R'U2 R U'R'
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がR面を向いています。 そのR面の反対側にエッジ・キューブがあります。上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「同じ」です。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がF面を向いています。 そのF面の反対側にエッジ・キューブがあります。上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「同じ」です。
R1
U F'U F U'R U R'
R2
U'R U'R'U F'U'F
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がR面を向いています。 そのR面の反対側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「違います」。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がF面を向いています。 そのF面の反対側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「違います」。
S1
U F'U2 F U2 F'U F
S2
U'R U2 R'U2 R U'R'
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がR面を向いています。 そのR面の直角位置のB面側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「同じ」です。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がF面を向いています。 そのF面の直角位置のL面側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「同じ」です。
T1
R U R'
T2
F'U'F
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がR面を向いています。 そのR面の直角位置のB面側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「違います」。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がF面を向いています。 そのF面の直角位置のL面側にエッジ・キューブがあります。 上から見て、コーナー・キューブの色とエッジ・キューブの色が「違います」。
★この「T1,T2」は基本のパターンなのですけど、実際には少し慣れてこないとこのパターンだと気付き難いと思います。 (私もよく見逃します。^^; )よく練習して、視覚に叩き込むしかないですね。
U1
U'F'U2 F U'F'U F
U2
U R U2 R'U R U'R'
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がを向いています。 エッジ・キューブは離れたところにあって、手順の最初の「U'」の回転後に側面(F面)のセンター・キューブとエッジ・キューブの側面の色が合います。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がを向いています。 エッジ・キューブは離れたところにあって、手順の最初の「U」の回転後に側面(R面)のセンター・キューブとエッジ・キューブの側面の色が合います。
V1
U2 R U R'U R U'R'
V2
U2 F'U'F U'F'U F
★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がを向いています。 エッジ・キューブは離れたところにあって、手順の最初の「U2」の回転後に側面(R面)のセンター・キューブとエッジ・キューブの側面の色が合います。 ★コーナー・キューブがU面にあり、D面の色がを向いています。 エッジ・キューブは離れたところにあって、手順の最初の「U2」の回転後に側面(F面)のセンター・キューブとエッジ・キューブの側面の色が合います。
★これらの4つのパターンは手順を判断するのに比較的時間がかかると思います。 私も最初の頃は苦手だったのですけど、今はこれらの回し方を使うようになった事と、最初のU面の回転を除いた配置で覚える事によって対処しています。 これらもキューブの持ち方などによって、沢山のバリエーションがあります。

★F2Lの基本をマスター出来てきた方はこちらの
F2L〜抜き手順(基礎編)のページ(F2L Pairing page) も、どうぞ。(^^)
F2L・基本手順41種類のページ (First 2 Layer)